古くからの定番ポイントですが、ここで朝を迎えるのは初めてのこと。
数年前に折れたか切られたかで枝がなくなっていた中央の木にも、小枝が伸びだしていました。
夜中に賑やかだった雲は朝方に去っていき、わずかに残った薄雲が漂います。
風は穏やかで、ただ静かに水が流れる音が聞こえるのみ。
池が映し出す逆さ富士はバッチリでした。
去年のこの時期は寒さが厳しくて池が凍っていたそうですが、今年は大丈夫。
しかし気温は氷点下1℃ほどでした。
ここはあくまでキャンプ場内の作られた池、植えられた木による造形なのですが、
それが見事に富士山の大自然とマッチし、作り出す景観は見事と言えるでしょう。
SNSなどでの反響を見る限りでは、なんの先入観もなくこの光景を見た人は感動するようです。
それだけ上手く作られ、成功したポイントなのでしょう。
こうしたポイントには、大自然の山の中にある絶景ポイントに勝るとも劣らない価値が生まれると思います。
富士山カメラマンが増え続ける昨今、もっと積極的にこのような人工的なポイントを作るべきではないか、と提案してみてくなります。
アップロード日: 2015年3月5日