私が出会った夕焼けの中でも最も凄かった日の一枚。
日中から薄雲が漂っており、「今日は焼けるかも」と予感。
いつもより体が軽く、気付いたら富士山に向かっているという感じ。
富士山の呼ぶ声に、呼び寄せられていきます。
一旦はどんよりした空に太陽が完全に消え、諦めムードとなりました。
しかし後からみるみる空が染まり始め、
「もうピークか」と思った後もさらに色を濃くして染まり続けます。
偶然現場を通り掛かったライダーも「すごくね!?」と大興奮の様子。
あまりの劇的な光景に、D800EとD700を2台体制でシャッター切りまくりです。
レンズ交換もしましたが、刻一刻と変わる表情を考えると時間が勿体無いです。
この日の夕焼けはあまりにも劇的で濃厚な色だったため、
ダイナミックレンジの狭いD700ではもう色飽和状態で、綺麗に撮れません。
カメラからしても想定外の色といったところでしょうか。
素晴らしい瞬間に出会うことができましたが、
平日だというのに人気の撮影ポイントは人で埋まってしまい、入れませんでした。
アップロード日: 2014年5月19日