神奈川県平野部と、霞の向こうに浮かぶ夕暮れの富士山です。
この辺りには高い山はありません。空撮です。
海抜標高でいうとおおよそ300~500mくらいではないかと思われます。
手前側、左右に走るのは相模川。
徐々に灯り始めた夜景と、向こう側にある水田が夕焼けの空を反射しています。
空気は非常に霞んでいて撮影条件としては良くありませんでしたが、
うっすらと感じる新緑の緑もあり、この季節らしさも出ているように思います。
この日はとあるフライトへの便乗で、富士山の撮影がメインではなかったものの、
運良く夕暮れに浮かぶ富士山を撮影することができました。
やはり空撮は、位置、高度で無限の構図がありますから、
毎回が特別で、貴重なショットと感じられます。
今回は薄暮時間帯で、カメラにとっては厳しい条件でしたが、
上手く設定に折り合いをつけて撮影しました。
それにしてもこのレンズは開放から良く写ってくれるので重宝しますね。
手ぶれ補正も効かせていますが、わずかにブレてしまいました。
もう少しISO感度を上げるのが正解だったかもしれません。
上空からの夜景というのは、一昔前のカメラでは撮影不可能だったので、
この現代のカメラ最新技術によって開拓された新しいジャンルとも言えます。
アップロード日: 2016年6月2日