昼下がりの精進湖で撮影したちょっとしたお遊びショット。
「お遊び」とはいうものの、様々な表現方法にチャレンジすることは、
イマジネーションを膨らませる上でも大変重要なことです。
富士山を目の前にすると、その偉大さゆえに
ついつい遠くの富士山ばかりに目を奪われてしまいます。
しかし、写真に写しこむにあたっては、富士山からしてみれば数十キロも離れた位置にある
こうした「石ころ」や、ありとあらゆるものが主役になり得ます。
こうした前景にフォーカスを当てた写真であっても、
背後で絶対的な存在感を放つ富士山のパワーには相変わらず圧倒されますね。
富士山という山は、あまりに巨大で、遥か遠くからでもその存在を確認できます。
ある意味で「非現実的」なこの山の存在ですが、
ふと足元に目をやり、身近な風景と一緒に富士山を写しこむことで、
富士山という山が確かにこの現実の延長線上に存在することを確認できるのかもしれません。
アップロード日: 2015年3月26日
自己評価: