残雪期の南アルプスで見た感動の光景。
富士山が空に浮かんでいました。

通常、南アルプスに登れるのは夏だけなので、
雪のついた富士山を望むのは難しいことです。

当日の朝に国師ヶ岳に登っており、標高の高いところでの富士山の見え方や、
残雪、気温の状況を掴んだため、鳳凰三山に挑戦しました。
国師ヶ岳からはこの鳳凰三山も良く見えるので、残雪状態を望遠レンズで直接チェックするという荒業も使えました。

本番は翌朝の雲海でしたが、風が弱かったために、夕方に割りとスッキリしました。
日中は雲が多くて厳しいかと思いましたが、夕方に一気に落ち着いて、富士山を隠していた雲も取れ。

予定を大幅に上回り、日没の1時間前に到着できたので、ゆっくりと夕暮れの撮影ができました。
薬師岳の山頂(観音岳寄りのピーク)から撮影しています。

太陽はちょうど真後ろ、仙丈ヶ岳の方へと落ちていきましたが、かなり分厚い雲に覆われて、夕焼けは期待できません。

やはり、富士山が紅色に染まることはなく、この日の夕暮れは終わりました。

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アップロード日: 2014年6月10日

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