夕方の雲海に遭遇しました。とても感動的な光景。
雲海と言えば気温が冷え込む夜に発生しやすいのものですが、
この日は夕方の雲海。
この周辺はあまり普段撮影しないのでどれほど珍しいものかはハッキリとは分かりませんが、
なかなかのシチュエーションだったと思います。
この日は幻の滝の撮影で須走にいました。
撮影を終えて五合目に戻ると、沼津~御殿場にかけて大雲海が発生して流れ込んでいます。
湿った南風が流れてきているようです。
正面は箱根。
山々は雲の上に頭を出しています。
箱根駒ヶ岳や神山であれば確実でしたが、乙女峠、長尾峠などでは微妙な雲の高さ。
それでも、山の上まで登っている時間はありません。
なるべく早く行けるところまで。
下界は雲の下でしたが、峠を上がっていくと徐々に空が見え始めます。
これはなんとかなるか?と更に標高を上げ、ついに雲の上に。
目の前まで迫る雲海がとにかく大迫力です。
おまけに太陽が絡んできます。
箱根スカイラインの入り口から撮影しました。
左側から次々と波のように雲海が流れてきて、ダイナミックな光景でした。
太陽と雲海が夕方に撮れるなんて。初めての経験でした。
どこか秋冬の南アルプスにいるような錯覚さえ覚えました。
アップロード日: 2014年5月31日