夏の富士山と雲海は、以前も撮影したことがあるものの、
今年もまた撮りたいと思って久々の忍野入り。
翌日に田貫湖ダイヤモンド富士の撮影を控え、時間つぶしにやってきました。
到着した21頃は雲が立ち込めて全くダメダメな状況でしたが、時間とともに変化していきます。
22時までは麓の学校で運動部が練習をしていて、照明が煌々と…夜景撮影でまさかのゴーストが出まくります。
その後、雲が晴れて富士山がスッキリしてくると、雲海まで漂ってくる好条件。
数時間でまるで状況が変わるものです。
不思議なもんだ。
「夜は富士山の準備時間」と私は考えています。
夜に気温が冷え込み風が収まり、雲海が形成され、ヌケが良くなるのです。
それをこの日は目の当たりにしてずっと見ていたことになります。
この一枚は、比較的高感度で星を止めての撮影。
知人写真家の影響が出ています。
星は星らしいほうが、誰にもわかりやすい写真になるかなと。
最近はCapture NXで現像時に色モアレリダクションをかけるとカラーノイズが低減する裏ワザを発見したので、ノイズ処理にも多少満足できるようになりました。
表現方法も日々変化するものです。
写真や富士山について語りだすと、いつまでも話が尽きません。
アップロード日: 2014年8月23日