城ヶ島大橋から夜景を望みます。
夕焼けの後の富士山も、雲からひょっこりを顔を出し。
台風一過の夕焼けも終わり、橋の上に散らばっていたカメラマン達もみな撤収。
気付けばあたりには誰もいなくなっていました。
しかし遠くの空からはまだ夕焼けの明かりがこぼれ、富士山のシルエットを浮かび上がらせます。
港に灯る明かりも優しく海を照らしていました。
城ヶ島には幾度と無く上陸していて、この橋も何度も通っているわけですが、
このような構図で撮るのは初めてのこと。
「撮影地のロケハンは大事」とは確かにそう思うのですが、
実は、実際に撮ってみないことには発見できないこともたくさんあります。
ただその場を通り掛かっただけでは、訪れただけでは、ただカメラを向けただけでは…
夕焼けなら夕焼け、夜景なら夜景、それぞれの表情があります。
その場面場面にふさわしい撮り方はどうなのか?もちろん、シチュエーション次第で変わってきます。
何度訪れた場所であっても、やはりその時によって撮り方が違う。
ロケハンって大事なようで、実はあまり意味がないのかもしれない…
そんな風にも思ってしまいました。
アップロード日: 2014年8月12日