富士山の新しい一面をとらえる作品を撮ることができました。
夜明け前、山頂を目指して登っていく登山者達のヘッドライトの軌跡です。
こうして見ると一種の「お祭り」のようなものだと感じます。
富士山という山の魅力に惹きつけられ、こうして毎年集まってくる人々。
この日が特別に人が多いということではありません。
夏休みの時期ではありますが、この日も平日です。
富士山もパワースポットであるし、こうして人が集まっている状況にエネルギーを感じます。
当初は上から見下ろすアングルでの撮影を予定して登りましたが、
道中で良い場所を見つけ、見上げるアングルで撮影を行いました。
9合目の鳥居が目を引きますが、山頂の鳥居も見えています。
山頂には山小屋と、背後には星空も写っています。
結局、この渋滞にも巻き込まれて、山頂に着く頃にはすっかり夜明け。
上からのアングルは撮影できませんでした。
それにしても、これだけの人が集まるのは夏のシーズン期間のみ。
「富士山から望む絶景」であれば、ある意味、いつの時期でも撮れますが、
これだけ人の光が撮れるのは限られたタイミングのみなので、必死になって撮りました。
おかげで夜明けの光景はほとんど撮影していません。
アップロード日: 2016年8月2日