巨大吊るし雲を正面から撮影した一枚。
一日中この雲を追いかけていましたが、富士市田子の浦から時計回りで山中湖・パノラマ台までやって来ました。
吊るし雲というのは、富士山周辺の地形や気象の条件のため、
ほぼ必ず富士山の北東側に出てきます。
山中湖からはやや左に見え、パノラマ台まで来るとほぼ真正面ということが多いです。
下から見上げるような吊るし雲は、大迫力です。
ダイナミックな画に仕上がりますね。
朝の発生からだいぶ時間も経ち、空も薄曇りという感じになってきました。
一度は日が陰ってしまい微妙かと思っていたのですが、待っているとすぐに晴れ間が回復。
隙間から太陽光が差し込み、富士山が再び白く輝きます。
そしてここで撮影中、この可愛らしい笠雲も登場しました。
吊るし雲+笠雲となりました。
吊るし雲は富士山の山体を風が流れることによって生まれ、
風が常に流れているため形が変化し続けます。
まるで富士山によって自在にコントロールされているように見えます。
アップロード日: 2014年5月9日
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