西伊豆スカイラインより望む富士山の絶景。
この日は西伊豆を移動するに際して、海沿いから回ろうか山を通っていこうか迷ったのですが、
この眺めを久々に見たくて山に上がってきました。
朝から快晴で天気は申し分なし!
ここまでクッキリとした富士山は、見ていて本当に気持ちがいいです。
富士山の撮影にのめり込んでくると、朝焼けなどのドラマティックな光景や、
花を添えたいわゆる「画になる」写真ばかり求めてしまうものです。
しかし一度、初心に帰ってこういう純粋に美しい光景を
単純に「綺麗だなあ」と眺めてみるのもまた素晴らしいこと。
綺麗だと思ったものを撮る。それが写真の原点ですからね。
変なことにこだわりを見せていると、大事なことから離れていってしまう気がします。
そんなところでこの一枚。
澄んだ空気の素晴らしい富士山をバックに、西伊豆スカイラインの道路を目一杯取り入れて主役に持ってきたものです。
シンプルなシチュエーションでこそ、センスが問われるなあと最近思います。
ピーカンで面白みのない富士山を、どう画にするか。
腕を磨くには良い被写体かもしれませんね。
アップロード日: 2014年7月11日