富士山撮影ポイント - 七面山(1,989m)
ふりがな | しちめんざん/しちめんさん |
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撮影ポイント名 | 七面山 |
山頂標高 | 1,989m |
標高 | 約1,720m(敬慎院前展望地) |
富士山までの距離 | 約34km |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町/早川町 |
エリア | 七面山・身延エリア (当サイトで独自に設定しているものです) |
アクセス | 登山口まで: ・中部横断自動車道 増穂ICから車で約1時間8分 ・新東名高速道路 新清水ICから車で約1時間39分 ・本栖湖から車で約1時間20分 川沿いの道から山側へ上がり、最後に少し下って鳥居や公衆電話があるところが羽衣登山口。 登山: ・羽衣登山口から敬慎院までコースタイム3時間45分 ・山頂まで+1時間0分(展望なし) ※展望地に直行する場合は、敬慎院の少し手前の分岐を左折。 |
駐車場 | ・登山口付近に約10台(無料) ・周辺に駐車スペース点在 |
トイレ情報 | ・登山口付近 ・敬慎院内 |
開放期間 | 24時間365日 (冬期は降雪有り、4月頃まで残雪) |
撮影定員 | 15人前後。位置により手前側の木の入り方が異なる。 |
七面山の撮影ポイント情報
春分・秋分に昇るダイヤモンド富士が望めることから、展望地周辺に寺院が設けられ、「信仰の山」とされています。
随所に宗教色が強く見られるため、非常に特殊な山です。
ライブカメラが設置してあることから、カメラマン知名度も高いです。
一般登山客にも人気で、カメラマンも良く訪れるところですが、
行けば必ず「信仰の山」と言われる理由を垣間見ることになるでしょう。
撮影ポイントは標高およそ1720m地点にある展望地。
背後に隋身門という門があり、ライブカメラはここに設置されています。
ここから階段を下り5分程度の位置に、宿泊施設を兼ねた寺院「敬慎院(けいしんいん)」があり、
展望地はここによる管理地でしょう。
展望地から約1時間で七面山山頂へ。展望地より先は突然宗教色が消えてただの山になります。
山頂は木々に囲まれたちょっとした広場で、富士山の展望はありません。
山頂付近の富士山側は、数百メートルの規模で大規模に山が崩れている「ナナイタガレ」となっています。
ここから富士山は望めますが、現在も崩壊が進んでいる正に崖っぷちですので、近づくのは非常に危険。
仮に崖から滑落してしまうと、自力で戻ることは不可能でしょう。
登山道周辺はロープが張られ立入禁止となっています。
登山口の標高が約500mと低く、コースタイムが4時間にもなる登山コースとなります。
登山道は広く踏み固められて歩き易いですが、登山口から敬慎院まで
「一丁目」~「五十丁目」とカウントアップする石灯籠が設置されており、数えながら登ることになるでしょう。
夜間登山でも迷うことはないと思われますが、御来光を望む場合は日中に登って敬慎院に宿泊するのが普通です。
ただし敬慎院に宿泊すると朝に「勤行」に参加しなければならず、自由に行動できない可能性があります。
(私は宿泊したことはないです。)
通常は自由に撮影できますが、日によっては展望広場に数百人の信者達が大集結して
修行を行う場合があります(御来光の前の時間帯)。
それでも撮影は可能ですが、「端に寄ってくれ」と言われる場合もあり、
また信者さんたちがずっとお経を唱えているため集中できなくなります。
また、登山・下山時に信者さんたちが登山道を埋め尽くし、延々とお経を唱えながら歩いている場合があります。
この場合の登山道は異様な雰囲気となってしまいます。
このように信者さんが多い日に当たってしまうと苦労しますが、
敬慎院の人たち、他の信者さんも含めて一般登山客には非常に優しく接してくれます。
敬慎院では、無料で休憩でき、お茶も出してくれます。質素ながら朝食も出してもらえます(500円)。
七面山には荷揚げケーブルが存在しており、登山に際しては荷物をケーブルで運んでくれるサービスがあります(上りのみ、500円)。
おそらく日中でないとダメでしょうが、登山荷物を減らしたいという場合は利用できるかもしれません。
所在地についてですが、山域全体が山梨県の身延町と早川町にまたがっており、
山頂付近(敬慎院周辺を含む)が身延町の飛び地となっている珍しい山です。
随所に宗教色が強く見られるため、非常に特殊な山です。
ライブカメラが設置してあることから、カメラマン知名度も高いです。
一般登山客にも人気で、カメラマンも良く訪れるところですが、
行けば必ず「信仰の山」と言われる理由を垣間見ることになるでしょう。
撮影ポイントは標高およそ1720m地点にある展望地。
背後に隋身門という門があり、ライブカメラはここに設置されています。
ここから階段を下り5分程度の位置に、宿泊施設を兼ねた寺院「敬慎院(けいしんいん)」があり、
展望地はここによる管理地でしょう。
展望地から約1時間で七面山山頂へ。展望地より先は突然宗教色が消えてただの山になります。
山頂は木々に囲まれたちょっとした広場で、富士山の展望はありません。
山頂付近の富士山側は、数百メートルの規模で大規模に山が崩れている「ナナイタガレ」となっています。
ここから富士山は望めますが、現在も崩壊が進んでいる正に崖っぷちですので、近づくのは非常に危険。
仮に崖から滑落してしまうと、自力で戻ることは不可能でしょう。
登山道周辺はロープが張られ立入禁止となっています。
登山口の標高が約500mと低く、コースタイムが4時間にもなる登山コースとなります。
登山道は広く踏み固められて歩き易いですが、登山口から敬慎院まで
「一丁目」~「五十丁目」とカウントアップする石灯籠が設置されており、数えながら登ることになるでしょう。
夜間登山でも迷うことはないと思われますが、御来光を望む場合は日中に登って敬慎院に宿泊するのが普通です。
ただし敬慎院に宿泊すると朝に「勤行」に参加しなければならず、自由に行動できない可能性があります。
(私は宿泊したことはないです。)
通常は自由に撮影できますが、日によっては展望広場に数百人の信者達が大集結して
修行を行う場合があります(御来光の前の時間帯)。
それでも撮影は可能ですが、「端に寄ってくれ」と言われる場合もあり、
また信者さんたちがずっとお経を唱えているため集中できなくなります。
また、登山・下山時に信者さんたちが登山道を埋め尽くし、延々とお経を唱えながら歩いている場合があります。
この場合の登山道は異様な雰囲気となってしまいます。
このように信者さんが多い日に当たってしまうと苦労しますが、
敬慎院の人たち、他の信者さんも含めて一般登山客には非常に優しく接してくれます。
敬慎院では、無料で休憩でき、お茶も出してくれます。質素ながら朝食も出してもらえます(500円)。
七面山には荷揚げケーブルが存在しており、登山に際しては荷物をケーブルで運んでくれるサービスがあります(上りのみ、500円)。
おそらく日中でないとダメでしょうが、登山荷物を減らしたいという場合は利用できるかもしれません。
所在地についてですが、山域全体が山梨県の身延町と早川町にまたがっており、
山頂付近(敬慎院周辺を含む)が身延町の飛び地となっている珍しい山です。
光線状態 | 春分、秋分頃に昇るダイヤモンド富士。 朝は逆光、夕方は順光。 夏は左手からの日の出、冬は右手からの日の出。 |
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撮影テーマ | 雲海、御来光、ダイヤモンド富士 |
ダイヤモンド富士が見られる時期(日の出)
七面山敬慎院前展望地付近 | 毎年3月20日頃, 9月24日頃 |
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七面山山頂直下付近 | 毎年3月22日頃, 9月21日頃 |
※年によりダイヤモンド富士の日にちが異なる場合があります。カレンダーもご覧ください。
リンク
- Wikipedia
- https://ja.wikipedia.org/wiki/七面山
- 身延山久遠寺 HP
- http://www.kuonji.jp/shichimenzan/
- ヤマレコ
- http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=155
- てんきとくらす
- http://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=19150018&type=15&ba=kk
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Posted at 2015.06.17
Updated at 2016.01.19