富士山撮影ポイント - 塩見岳(3,047m)

塩見岳より望む富士山/Photo by 富士山写真家 オイ
ふりがなしおみだけ
撮影ポイント名塩見岳
山頂標高3,047m
標高約3,052m(東峰。山頂標高は西峰のもの)
富士山までの距離約55km 富士山の方向: 東南東
所在地静岡県静岡市葵区/長野県伊那市
エリア南アルプス中・南部エリア
(当サイトで独自に設定しているものです)
アクセス・中央自動車道 松川ICから鳥倉林道ゲートPまで車で約1時間51分
・鳥倉林道ゲートから林道歩き50分
 +鳥倉登山口~三伏峠まで登山2時間50分
 +三伏峠~本谷山~塩見岳山頂まで登山4時間45分
 (合計8時間25分)
※本谷山前後に低部があり帰路も約200m+約100mの登り返しあり。
・塩川ルート(塩見新道)は通行止め、林道ゲート設置に伴い事実上廃道
駐車場鳥倉林道ゲート前に30台程度(無料)
トイレ情報鳥倉林道駐車場、三伏峠小屋、塩見小屋
開放期間・塩見小屋 通常7月~10月(※2015年は建て替えのため休業です!)
・三伏峠小屋 7月1日~9月30日営業(HP情報)、期間外は冬期避難小屋あり。
・鳥倉林道 冬季閉鎖あり(12月上旬~4月下旬)
撮影定員西峰・東峰各10人程度
ポイント詳細山頂の東峰・西峰ともに素晴らしい展望。
西峰からは前景に東峰が入るため、人がいると映り込む。
西峰から東峰までは約2分の距離。
山頂へ登り切るまで富士山は見えない。
塩見岳の地図:

塩見岳の撮影ポイント情報

南アルプスのちょうど中心部エリアに位置し「南アルプスのヘソ」と言われる塩見岳。
山頂は東峰・西峰の小さな2つのピークに分かれ、2分程度で行き来できます。
標高は三角点のある3047mとされますが、実際は東峰の3052mが最高点です。
山頂付近は鋭く反り立った岩場で、少々ハイマツが生えています。

周辺に高い山がないため、360°抜群の展望となります。
南アルプス北部(北岳など)および南部(赤石岳など)とも5km以上離れており、
この付近では最高峰です。

塩見岳からの眺めは幾重にも連なる山並みと、その先に見える富士山が最大の特徴。
ダイナミックな山岳風景を存分に楽しめるスポットでしょう。

地理的な要因で、早朝は山頂付近にガスが掛かることが多いとの話を聞きます。
私が行った時も夜間以外はずっと雲が掛かっていました。

登山コースタイムが8時間を越える超ハードコースです。
また最寄りの塩見岳小屋から山頂までも1時間20分の距離となり、
山頂で日の出の撮影をした写真はほとんど見ません。

カメラマンはほとんど訪れない、やってくるのは登山家ばかりという山でしょう。

大山行男氏が好んだ蝙蝠岳はここから更に3時間弱の位置。
経由地の三伏峠から南へ分岐すると、烏帽子岳、小河内岳へと続きます。

登山口が長野県側にあるため、関東や静岡からは登山口までが遠いです。
逆に長野や名古屋からアクセスしやすい位置となります。

上級者向けコースですので、登山の際は十分な調査と準備を行ってください。
早朝撮影の場合は、塩見岳小屋に宿泊し夜中に登頂することになると思いますが、
塩見岳直下は激しい岩場のため夜間は特に危険です。

塩見岳小屋は建て替え工事のため、2015年は営業しないそうです。
2016年7月に再開を予定しています。
光線状態冬は富士山周辺からの日の出、夏に近いほど日の出位置は左へ。
夕方は順光。
撮影テーマ山並み、雲海、山岳風景
ダイヤモンド富士が見られる時期(日の出)
南アルプス・塩見岳山頂付近毎年1月20~21日頃, 11月22~23日頃

※年によりダイヤモンド富士の日にちが異なる場合があります。カレンダーもご覧ください。

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