山間部に入り込む雲海、狙っていた一枚が撮れました。
同じ場所で撮っても、全く違う場所にいるかのように見える。
それが雲海の面白さ。
日によって高さの違う雲海が出ると、本当に景色が違います。
この日の雲海のピークは真夜中。0時や1時頃でしょうか。
朝焼け直前の時間に、雲はだいぶ消えてしまいました。
ふつうは一度消えた雲海がまた出てくるというシチュエーションは少ないのですが、
この日はすっかり日が出てからも雲海の増減がありました。
実はこの入江の部分も、一度はすっかり消えて地上が見えていたのです。
しかし日の出から1時間半以上も経って、再び雲海発生!
これはラッキーです。この日はもう撮れないと思っていたので。
ひとまず山間部に雲海が入り込んだ状態で撮影できたので目標達成ですが、
欲を言えばまだまだです。
雲に光が当たっていないので、全体のバランスが悪いですね。
富士山も日当たりが悪いです。
これでもだいぶ粘って、日が当たってくるのを待ちました。
次なる目標は、もっとボリュームのある高い雲海!
富士山が首まで浸かるような雲海は、本当に圧巻です。
(夜中はそのくらいの高さでした。)
御坂周辺では高い雲海を見るのが非常に難しい。
発生条件も単純ではないようで、予測も難しい。
しかし難しいものほどやる気が出るものです。
自然破壊が進んでも、雲海はそれを隠してくれます。
いつまでも変わらない自然の景観が見られることを願って。
またリベンジしたいと思います。
アップロード日: 2014年7月10日