いち早くスタートする高山の紅葉。
富士山に雪はなく、早くも9月中頃から色付いてくるナナカマド。
赤系の葉は黄色やオレンジ系より一足早いのが特徴。
知人の写真で見ていつか撮りたいと思っていたこの鮮やかな赤。
去年は、鳳凰三山の紅葉を撮った後に登ってきたため完全に終わっていました。
今年はたまたま晴れたタイミングと紅葉のタイミングが合い、撮ることができました。
全体的には台風など被害のためか枯れているものが多く、時期もギリギリだったかもしれません。
富士山と一緒に撮れる株の中で、比較的よく色付いているものがわずかにあり、なんとか撮れました。
とはいっても、こうした植物はついつい二の次となってしまいます。
メインは雲海や朝焼け、山並みといったダイナミックな光景の撮影。
朝焼けの時間が終わってから、チャンスがあればこうした植物も狙う形です。
見ての通り上空にも雲が多く、光が当たらない時間が多かったです。
しかしわずかな雲間から光が射した瞬間、慌てて株まで走っていって撮影。
なんとかマトモに撮れたつもりでしたが、
太陽がフレームギリギリにあったためゴーストが実は出ています。
ハレ切りには気を遣ったつもりが、見逃したところに出ているとがっかりですね。
翌日と翌々日も撮影チャンスがあったのですが、
翌日は構図が微妙な撮り方になっていて、翌々日はそもそも撮るのを忘れていました。
この一枚が一番綺麗に仕上がったかと思います。
アップロード日: 2015年9月27日