田貫湖からのダイヤモンド富士を待つシーンです。

日の出のだいぶ前から、富士山上空の雲に色付きが見られました。

薄雲が広がっていたので「彩雲」という現象を期待して待っていたのですが、
そのときに見つけたのがこの色。

実は「彩雲」と呼ばれる現象ではなく、「タンジェントアークアーク」が正解です。

太陽と雲が生み出すこういった現象にはいくつか種類があり、正しく判断したいところです。

虹、彩雲、日暈、幻日、環水平アーク、環天頂アークなどがあります。
参考ページ:
http://tenkijuku.com/qa_suiheikan.html

田貫湖から望む富士山山頂への角度が12度くらいで、撮影時の太陽の位置と虹の角度がちょうど22度くらいと判断できるため、タンジェントアークが適合。環天頂アークでは不適です。
よく調べてみないとわからない、難しい現象でした。

また「彩雲」はもっと太陽に近くに出る上、雲の状況次第で動きが激しくなります。
今回の環天頂アークは太陽との距離関係が一定のため、太陽の動きに合わせてゆっくりと上昇していました。

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アップロード日: 2016年8月22日

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