深夜の雲海です。
南アルプス標高約2800m地点から。

山小屋などの宿泊拠点からすぐ富士山が撮れるというのは素晴らしいことですね。
欲を言えば、寝床から一歩も歩かずに撮れたら素晴らしい(笑)
こちらはテントの中からシャッターを切った一枚です。

南アルプス4泊の大縦走で、この最終日の雲海が一番動きがあり面白かったです。
前日には夕立のような雨もあり。

一面を埋め尽くすシルクのような雲海。
月光に照らされて怪しげな雰囲気。

ちょうど山脈が雲海の仕切りとなって、堰き止めていたり。

するとこの時だけは、右側の隙間から雲海が溢れてきたではありませんか。

ゆっくりと空中を忍び寄る真夜中の雲海。
床が浸水していくような様子を上から見守ります。

このまま朝には雲海が手前まで埋め尽くすのかと思いましたが、
この雲海はなんと引っ込んでしまい、朝は向こう側のみ雲海でした。

雲の動きは予測不能です。

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アップロード日: 2015年8月18日

自己評価: ★★★★☆

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