2017年上半期撮影まとめ~忍野に引っ越して part2~

2017年上半期撮影まとめ、後編のpart2です。

part1はこちらです。

後半は4月分からどうぞ。


4月
三ツ峠山より望む雲海と富士山

4月3日撮影。

久々にグッとくる富士山。

山では雪となったため山道を上がるも、雲が多く諦めかけた朝。

雲が晴れそうな雰囲気のため、日の出の頃から山に登り始め、雲上の素晴らしい出会いになった。

田貫湖より望む朝焼けと富士山

4月12日撮影。

雨上がりで朝焼けの期待を胸に田貫湖でした。

しかし雲が少なく、ちょっと地味な朝焼けとなってしまいました。

龍巌渕の桜並木と富士山

同4月12日撮影。

今年は遅めの桜シーズンへ突入。

この日、ヌケは非常に良かったものの雲が増えてしまい、撮影日和とはならず。

山中湖より望む夕暮れの富士山

4月13日撮影。

この光景が「地元」になったと思うと、なんだか嬉しく思えたり。

裾野市より望む菜の花と富士山

4月14日は、朝から晴天となり、朝からひたすらに植物を撮影して回りました。
富士市より望む桜と富士山
富士市より望む花桃と富士山
富士市より望む桜と富士山
龍巌渕の桜並木と潤井川と富士山
ズボンをまくり上げて川にも入りましたね。

興徳寺より望む桜と富士山
大石寺より望む桜と富士山
桜はどこも満開で見応えがありました。

岩殿山より望む桜と富士山

4月16日撮影。

桜の時期は短いため、全部撮ろうとすると体が持ちません。かなり疲労も出てきますね。

岩殿山より望む桜と富士山

桜は綺麗でしたが、あと一歩ヌケが良くありませんでした。

乙ヶ妻のシダレザクラと富士山

枝垂れ桜の巨木を初めて訪れるも、富士山は薄く存在感示せず!

桜の名所として混み合っており、撮影は気楽ではないですね。

田貫湖の朝焼けと富士山

4月17日撮影。

神奈川から遠かった西側の田貫湖までも、1時間で行けるようになりました。

しつこく朝焼けを狙うも、なかなか思うように焼けません!

新倉山浅間公園の忠霊塔と桜と富士山

4月18日撮影。

いよいよ超定番のこちらのポイントでも桜が開花です。

今年から駐車場が有料、三脚禁止など環境が変わっていますが、家からは非常に近いポイントになりました。

山中湖より望む夕焼けと富士山

同4月18日の夕焼け。

この日、「忠霊塔と桜と夕焼け」の素晴らしいシーンが見られましたが、私は山中湖に来てしまいました。

さすがに人の写真を見てしまうと、桜と夕焼けのほうが見応えがありましたね。

夕焼けは予想通りでしたが、狙い目はまだまだでしょうか。

新倉山浅間公園の忠霊塔と桜と富士山

翌4月19日の夜明けに撮影。

三脚がひしめき合う、大混雑の展望台から、誰かがライトアップした夜桜を。

この日は晴れ予報が出ていましたが、このあとすぐに雲が出て終了。

でも家が近くて本当に助かります。

新倉山浅間公園の忠霊塔と桜と富士山

4月20日撮影。

3度目の正直!でしょうか。3日連続でここに来ました。

連日の撮影で疲れきってしまい、うっかり寝坊しましたが、なんとか間に合いました。

抜けるような青空と満開の桜、最高の条件で撮影ができました。

新倉山浅間公園の桜と富士山
河口湖の桜と富士山


5月
富士市今宮の茶畑と富士山

5月1日撮影。

今年は4月28日が比較的ヌケが良かったと思いますが、それ以外はあまりスッキリとした青空が出ず。

茶畑の撮影にも来ましたが、あまりクッキリとしたものが撮れませんでした。

安倍峠より望む日の出と富士山

5月3日撮影。山の上から望む日の出です。

引っ越してからはどうも自分の足をあまり使わず、近場の撮影が多くなっていたので、久々の登山という感じでした。

やはり山の空気や、苦労して登った先の光景というものが、感動があっていい。

青空の下の花も綺麗ですが、やはり山に登って見る日の出が最高に感動的なんじゃないか、と思いましたね。

安倍峠より望む雲海と富士山

日が昇ってもしばらく、富士山と向き合っていました。

山中湖より望む夕焼けと富士山

同5月3日撮影。

山中湖からの夕焼けは、ちょびっと。不発でしたね。

紅葉台より望む富士山と雲

5月4日撮影。

知人に誘われ出てきてみたが、朝はひどい曇り空。

しかし日中晴れてきて、面白い雲の模様が見られました。

田貫湖より望む朝焼けと富士山

5月6日撮影。

本当に良く訪れるようになった、田貫湖より。

この日ももちろん朝焼け期待で。

朝まで雲が少なかったものの、夜明けに雲が湧きドラマチックな光景でした。

朝霧高原より望む笠雲の富士山

同5月6日、朝焼けの後は笠雲が湧いてきたため、ダイヤモンド富士を狙うも失敗。

しかし南風の日はドラマがあります。大山行男氏ともご挨拶。

河口湖より望む富士山

5月7日撮影。

なかなかピーカンになってほしくてもなってくれないもので。
爽やかな雲が漂う河口湖の湖畔より。

この後も富士五湖周辺を中心に巡りました。

発端丈山より望む夕焼けと富士山

同5月7日の夕方に撮影。

夕焼けはありそうな雲の展開だったため、どこから狙おうか右往左往。

結局、チャレンジングに夕方の登山を選択肢ました。
富士山をぐるりと回って伊豆へ。
結果的には、やや目新しい写真が撮れたと思います。

夕焼けの迫力は文句なしでした。

富士市の茶畑と富士山

5月8日撮影。

空はよく晴れていても、PM2.5の影響で霞んでしまう日が多いです。
なかなかクリアーな光景を写すのは難しい。

この日も茶畑を中心にいくつか回りましたが、画像処理でなんとかハッキリさせています。
富士市の藤棚と富士山

こちらもいくつか回ったうちの一枚。

田貫湖より望む朝焼けと富士山

5月9日撮影。

何度でも狙う朝焼け。

しかしこの日も、太陽が近い左側のみの片焼けで、もう少し欲張ってしまいます。

山中湖より望むパール富士

5月11日撮影。

山麓に引っ越したからにはぜひとも狙い続けたい、月。

この日は天気が微妙かと思いましたが、逆に雲が良い演出をしてくれ、美しいパール富士でした。


本栖湖リゾートより望む芝桜と富士山

同5月11日撮影。

徐々にスッキリと晴れた日も少なくなっていくため、晴れていれば何か撮りたいと思います。

ヌケも比較的よく、久々に芝桜を撮りに来ましたが、わずかに残った雲に翻弄されました。

それにしてもここの人混み、渋滞には手を焼きます。

山中湖より望むパール富士

5月12日撮影。

2日連続の山中湖でした。

この日はヌケが悪かったですが、それもまた雰囲気ということで。

撮影ポイントは大変な車と人の数でした。

櫛形山より望む雲海と富士山

5月14日撮影。

雲海が出そうな天気に、山を上がりました。

朝には雲が増えすぎて思うようになりませんでしたが、たくさんの仲間達との出会い、楽しい時間を過ごせました。

三ツ峠山より望む雲海と富士山

5月16日撮影。

せっかく雲海が出るなら見ないと勿体無い?この日も良い雲海が発生しました。

林道で様子を確認した後、夜明けに合わせて登山しました。

雲海は実に見事でしたが、光が入らず少々インパクト弱め。稜線の新緑もまだでした。

精進湖より望む雲海と富士山

5月19日撮影。再び雲海。

残念ながらヌケの悪い朝でしたが、ぼんやりとした優しい雰囲気もまた良し。

頭上に輝く月は非常に良いアクセントとなりました。

山に囲まれ、人工物の見えない世界に癒やされました。

滝沢林道より望む富士山と天の川

5月20日撮影。

月が小さくなってきた頃、今度は立ち上がる天の川が撮影できる時期となります。

まだ月光の影響がありましたが、逆に富士山の照らされた斜面の雰囲気が良かったです。

明星山より望む新緑と富士山

同5月20日、新緑を撮りたくわざわざ静岡遠征。

しかし予報は外れて朝には曇ってしまい、ようやく晴れた頃にはヌケの悪さに閉口してしまいました。

スッキリとした光景がやはり撮りたいものです。

紅葉台より望む新緑と富士山

山梨に戻ってさらに新緑を狙ってみますが、やっぱりヌケは今ひとつですね。

精進湖より望む笠雲と富士山

5月24日撮影。

この日は朝から笠雲が出現…!慌てて撮影に出てみますが、光もあまり入らず、形も微妙で。

やはり綺麗な笠雲の写真を撮ることの難しさを感じます。


6月
農村公園より望む水田と富士山

6月2日撮影。

雨上がりに圧倒的にクリアーな空が見られたこの日。

やはり同じ晴れでも、ヌケが良い空というのは目で見ていても感動します。

空気が澄んでいる分、富士山も近く見えるんですよね。

河口湖より望む天の川と富士山

6月3日撮影。

満月期には月を、新月期には天の川を、という繰り返しです。

地表付近に霞もなく、天の川の撮影チャンスということで点々とポイントを巡りました。

しかし思うようにインパクトのある写真が残せず、腕の無さを感じます。

新倉山浅間公園の忠霊塔と新緑と富士山

同6月3日の朝に撮影。

家から近い範囲では「とりあえず」という感じで気軽に撮れるポイントも巡るようになりました。

4月には桜で賑わったこちらも、あの混雑がウソのように人がおらず、静かに景色を楽しめました。

白谷丸より望むミツバツツジと新緑と富士山

6月4日撮影。

「ミツバツツジと富士山」の組み合わせは以前から興味があったものの、なかなかこれといった写真が撮れずにいました。
この時期はなかなかスッキリとした青空も望みづらいです。

この日は朝から雲が多く富士山が見えませんでしたが、
山の上で待機すると晴れ、美しい光景が広がりました。

三ツ峠山のミツバツツジと富士山

6月5日撮影。

引き続き晴れの予報に、再びポイントを変えてミツバツツジを狙いました。

花物はその時期に行ってみないとどこに何が咲くか分からないという部分もあり、
今回も予想外に咲いている花を見つけたりと発見がありました。

綺麗な青空でしたが、肝心の富士山が少し雲を纏い、ちょっと残念。

高座山より望む朝焼けと富士山

6月9日撮影。

雲海か?朝焼けか?難しい展開にとりあえず地元忍野からの撮影。

朝焼けの雲間から顔を覗かせる展開となりました。

ホテルマウント富士付近より望む雲海と富士山と月

6月10日撮影。

また月を撮る時期がやってきた。近所での撮影はもうお手の物。

天気が微妙でどこで撮影するかは悩みましたが、雲海も見られ結果的に正解だったと思います。

月に誘われ、初めての撮影ポイントでした。

田貫湖より望む朝焼けと富士山

6月15日撮影。

引っ越してからは最も訪れているポイントかもしれません。

西側は夜明けを見ることができるので良いですね。

この日も少し雲が少なめでしたが、朝焼けは良い色に染まってくれました。

甘利山のレンゲツツジと富士山

6月16日撮影。

富士山近くに住んでいても、甲府から先となるとまた少し遠いエリアです。

多くの人が狙うレンゲツツジを撮ろうと、久々に訪れました。

しかし噂通り、今年のツツジは咲きが悪く壊滅的な状況でした。

なんとか見栄えのするポイントで構えるも、富士山のヌケもあまりにも悪い朝でした。

また来年。

清水区吉原より望む雲海と富士山

6月19日撮影。

久々に静岡遠征。神奈川から向かうよりは少し近くなりました。

この日は6月後半としては異例の深さまで富士山が冠雪。
暗闇に浮かぶ遠くの富士山にも、冬のような冠雪が見られました。

鳴沢村より望む富士山

同6月19日、静岡での撮影を早めに捨てて山梨に戻りました。

逆光では冠雪が見えないと思い、移動して正解。

真っ白な冠雪が美しい初夏の富士山に出会えました。

新緑と冠雪の富士山
鳴沢村より望む富士山
本栖湖より望む富士山
精進湖より望む富士山

山中湖より望む初夏の富士山

6月20日撮影。

今年の梅雨は雨が少なく、青空がきれいな日が多かったです。

この日は撮影する予定ではなかったのですが、用事で山中湖を通りかかると富士山が美しく、ついついカメラを取り出してしまいました。

今年は山頂付近の残雪がかなり多い方です。

清水吉原より望む雲海と富士山夜景

6月22日撮影。

梅雨は雨だったり、湿度の影響で雲が出やすくドラマチックな展開になりやすいです。

晴れ間があれば何が起こるかわからない、撮影チャンスは意外と多いものです。

この少ないチャンスにと、再び静岡遠征で、綺麗な雲海と雲のドラマが撮れました。

Lightroomでベルビア調カラーの再現にも挑戦。

山中湖より望む夕焼けと富士山

同6月22日の夕焼け。

朝からヌケが良く、雲が停滞する様子を見て夕焼けを予感していました。

これは一発ありそうだと、山中湖へ急行すると予想通り焼けてくれました。

ただ、この後に連日見られた爆発的な夕焼けは、予想できず逃しています。

清水吉原より望む雲海と朝焼けと富士山

6月23日撮影。

勢いづいて、2日連続で静岡遠征、1週間で3回訪れました。

雲は出にくいかと思いましたが、雲海に朝焼けに盛りだくさんの状況となり、予想外のドラマがありました。

この梅雨は朝焼けに夕焼けにかなりの回数が発生しています。

富士山より望む静岡の夜景と鳥居

6月24日撮影。

この日は、今年一発目の富士登山へ向かいました。

2時間以上のロングハイクは去年の秋ぶりでしたが、毎年この時期の富士登山が、私の登山シーズンのスタートです。

富士山頂より望む朝焼け

夜明けにちょうど山頂にたどり着くと、疲れのあまりカメラを落としたりとトラブルもありましたが、
美しい朝焼けに包み込まれ、素晴らしい朝を迎えました。

この日は地上から見た朝焼けもかなり素晴らしかったようです。

田貫湖より望む朝焼け

6月29日撮影。

この朝焼けが、2017年上半期で最後の撮影でした。

ヌケが少し悪く鮮烈さはなかったですが、色は非常に濃く、梅雨らしいドラマチックな空でした。

微妙な天気ながら、カメラマンも多かったです。

- スポンサードリンク -



というわけで、2017年上半期、半年分の撮影を一挙に振り返りました。

当然ながら「溜めすぎ」と自分で突っ込みたくなりましたね。

これ、1ヶ月ごとにまとめないと量が多すぎです。

最後まで読んでいただいた方、お疲れ様でした。


忍野に引っ越してからは、神奈川に住んでいた頃より移動の手間が少なくなったため、
あまり撮影に出ていないような気もしていたのですが、振り返ってみるとかなりの頻度で出ていました。

移動に時間が掛からない分、撮影以外の時間も長く取れています。

また撮影チャンスが増えるにつれ、撮るだけは撮っても、その写真を見る、選ぶ、編集する、人に見せるという機会が減ってしまっています。

もっと撮影を減らして、写真を整理する時間を作ったほうがいいか?など、やり方をいろいろ考えています。


引っ越して約半年となりますが、まだ仕事としての流れ、スタイルが確立していないところもあり、今後のワークフローを上手く組み立てていきたいところです。

2017年、下半期もどうぞよろしくお願い致します。

富士山写真家 オイでした。

関連ブログ記事

ほかのブログ記事

ご注意など
  • 当サイトに掲載されている全ての写真の著作権は撮影者に帰属し、許可なく転載したり使用することは法律により禁じられています。
  • 当サイトに掲載されている情報の正確性については、その内容を保証するものではありません。
  • 免責事項: 当サイトでは、当サイトを利用したことにより生じたいかなる損害についても責任を負いません。