3/15[後編] 久しぶりの笠雲祭り!(タイムラプスあり)

笠雲と富士山の写真
『 王冠 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

夜明けは三つ峠での撮影でしたが、下山して帰宅しようとしたところ、笠雲の発生が確認されました!

実は前日から「笠雲が出るかもしれない」と予想していたものの、しっかりと出ないまま曇ってしまい、予想はハズレかと思いました。
が、雲が晴れて笠雲が登場。

綺麗な笠雲は、定番の条件としては低気圧が西から接近している時などですが、今回は低気圧は近くになし。
そのかわり高気圧が東にあっての穏やかな南西風。

ただこれだけの条件では出ないと思ったのですが、ポイントは上空も地上もすべて安定した南南西風だったこと。
高層、下層も一緒になって気流全体が風になって動いていたのかなあと思います。

地上から上空まで同じ風の流れのときこそ、綺麗な笠雲が出ると予想されます。
今回はその仮説が一つ実証されたかなと思いました。


さてそれでは本題の撮影記へ。

三つ峠から下山後は、もう帰るつもりでのんびりしていて、リラックス状態でした。
三つ峠の登山口付近からは富士山は見えません。

しかし、車で山道を下っていると、隙間から笠雲の富士山を発見!!隙間のポイントにピタリと車を止めてしばらく撮影しました。

ここからはjpeg撮って出しにて。

まずはファーストショット。ヌケが悪いので撮って出しだとこの程度ですね。
笠雲と富士山

それから、レンズの周辺光量落ちがひどく、更にコントラストを上げることになるため、トリミング前提で慎重に構図を取ります。
今回はVR(手ぶれ補正)を効かせて全て手持ち撮影。

前景を取り入れてみたけど作品には程遠いかな^^;
笠雲と富士山

変化が面白い。気がつけば3段に!
笠雲と富士山

目一杯寄り。
笠雲と富士山
F9でこの周辺光量落ちにはちょっと参ります。

しばらく撮影したあと、御坂峠へ移動すると先ほど別れたばかりの成瀬さんも笠雲撮影中!
私も参戦します。

移動しても望遠で撮影すればほとんど見栄えは変わりませんが。

到着時は、笠雲の前を横切る雲がありました。邪魔ではありますが面白い現象ですね。
富士山と笠雲

また前景を取り入れてみます。これは富士山写真家hashimukiさんに影響を受けてのもの(笑)
笠雲と富士山

「ただ富士山」だけではなく、前景を取り入れることで遠近感が感じられ、ぱっと見で目を引く写真にすることができます。
見た目のインパクトはぐんと上がるでしょう。

が、こんな枯れ枝を入れても写真としての意味合いは全く深まらない気がして…
せめて新緑や見応えのある木だったら、カッコつくのかなあと思ったり。
まだまだ勉強しなければなりません。

前の雲が過ぎ去ったところで、また笠雲の形は変化しています。
富士山と笠雲

「もうたくさん撮った!」と思っても、ひっきりなしに形が変わり、終りが見えないのが笠雲の撮影。
天気が崩れるまで、形は常に変わり続け、安定することはありません。

やめられない止まらない…

またこんなお皿のような形に変わりました。
笠雲と富士山

しかしこの辺りで一旦切り上げることにし、ヌケが悪いため富士山に近づくことを検討しました!
いつまでも同じ場所で撮るよりは、場所を変えたほうがバリエーションがつけられます。

が、こんなときに限って、カメラのキタムラの写真コンテストの締切日でして、富士吉田のキタムラ店舗に写真を提出しにいかなければなりません^^;
ということで富士吉田に移動です…。

河口湖~富士吉田へ。移動中も笠雲の形が綺麗。
ひゃ~ちゃんとした開けた場所から撮りたいよ!!信号待ちの車内から撮影。
富士山と笠雲

そしてようやくカメラのキタムラ富士吉田店。
写真の提出を終えて駐車場からスマホで一枚。
富士山はよく見えるけど作品には使えない!!
カメラのキタムラ富士吉田店から見る富士山

あまりにも「撮りたい」衝動が強く、もはや富士山に近づく暇もないと判断したため、近場の開けたポイントを目指します。
こういうときに、現在地から最も近い「富士山のよく見えるポイント」へいかに素早く移動できるかは、重要です。

事前のロケハンや、普段から足を運ぶこと、また地図を覚えたり、カーナビに登録したり。
ときに富士山の撮影は時間との勝負になることがあります!

移動中、ちょっとした空きスペースを見つけたため駐車して撮影!
富士山と笠雲 富士吉田から
手前の丘がアクセントになって良いかな?とも思いましたが、結果的には邪魔になったかと^^;

そしてようやく開けたところに出ました。
その間も笠雲の形は絶えず変化!
笠雲と富士山 農村公園から

ここでしばらく撮影することにします。
カメラマンが近くに数人見られましたが、あまりガツガツと撮影する様子はなく、じっくり富士山と向き合ってる様子。

私は形をじっくり見ながら、チャンスと見るやいなやシャッターを切っていました。

思い切り寄ってみたり、いろいろ遊びます。
笠雲と富士山

なんと言ってもちょうど笠雲の影が富士山に映っているのが見事ですね!
これはもちろん時間帯にもよりますし、季節によっても太陽の角度が違います。
場所によっても位置が変わってくるし、この辺りは細かく見ると非常に面白いポイント。

写真は光の集まりですから、この光と影を一つとっても非常に奥深いわけですね。

今度は横長のワイドな形になりました。本当に面白い!
笠雲と富士山

ところで私は、お腹が空いたので車に積んであったカップラーメンを食しながら。

また、デジカメは手持ちながら、三脚にはiPhoneを固定して、タイムラプスを撮影しました。

こちらが動画。作品にはなりませんが、状況説明といいますか、笠雲の動きの面白さが伝われば良いかと思います。
笠雲はもともと動きが早いので、あまりコマ数が多くなくても動きがわかりますね。
正確に見ていませんが、20分程度の凝縮です。

この日のベストショットはこの時間帯に撮影。非常にきれいな形で、左右均等。
影の表情も素晴らしい!
笠雲と富士山
ただ、現像を通さないと全く見応えがありません(笑)

最後はリーゼントみたいな形になって。笠雲の形に合わせて影の形も大きく変わっています!
笠雲と富士山

このあたりで十分撮れたと判断して、ようやく富士山に接近します。
風向きを見る限りまだ続きそうだったので、夕方にはPLフィルタの効果を活かせる西側への移動も視野に入れて。


場所を移動して、またタイムラプス。
こんどは上空に薄雲も流れていて、非常に面白い動画になりました!

ただし富士山に近づいてもヌケの回復があまりなく、ちょっと白んでしまってます。

富士山に近づきすぎてしまったゆえ、ちょっとバランスも悪く作品には向かないかな?
富士山と笠雲

薄雲も邪魔してスッキリした様子でもなく、ちょっと撮影はお疲れ気味。
笠雲と薄雲の富士山

だんたん意欲より疲れのほうが増してきてしまい、ぼちぼち終了といった感じ。
ある程度のところで切りをつけて、車で爆睡でした。

深夜から三つ峠登山していた後だったので、相当な寝不足状態でした。

幸いにもこの後は綺麗な笠雲は長くは続かず、夕方にはすっかり曇りへ。
体力の限界もあり、天気の悪化には少し安心しました^^;

神出鬼没な笠雲、自然の芸術。素晴らしいですが、あんまりムキになって追いかけると体を壊します(笑)

それにしてもここ数ヶ月か半年くらい?このような長時間の綺麗な笠雲は出ていなかったと思うので、
非常に充実感のある撮影ができました!
朝の撮影後、帰らずに居残っていてラッキーでした^^


作品として仕上げたものをいくつか掲載しておきます。
やはり現像を通すと見栄えが違います。
富士山の笠雲の写真
『 風に乗って 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
笠雲と富士山の写真
『 リーゼント 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
笠雲の富士山の写真
『 はためいて 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II
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この日の撮影記

この日の「今日の富士山」

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