2017年版 新倉山浅間公園「桜まつり」の情報まとめ

新倉山浅間公園・忠霊塔から望む満開の桜と富士山の写真
『 桜まつり 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

新倉山浅間公園・忠霊塔から望む満開の桜と富士山の写真
『 未明の宴 』
Nikon D800E / Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED



「桜と富士山と五重塔」という富士山写真の超定番として定着した、新倉山浅間公園。

ここ数年で人気が爆発し、外国人観光客も多く訪れる人気スポットとなりました。


これに伴い、2017年からは駐車場の有料化や三脚の使用禁止など、状況が変化してきました。

現地レポートも交えて情報を整理しておきます。
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「桜まつり」開催

まずは、公園のある富士吉田市の公式ホームページを紹介しておきます。

新倉山浅間公園 桜まつり|富士吉田観光ガイド
http://www.fujiyoshida.net/event/71

新倉山浅間公園の公式ホームページもあります。

新倉山浅間公園桜まつり トップページ - 新倉山浅間公園 桜まつり 特設サイト
https://www.arakurayama-sakura.com/


桜の開花に合わせて「新倉山浅間公園 桜まつり」と題してイベントが行われています。

駐車場の有料や三脚禁止ルールが適応されるのも、この期間中のみです。

期間は4月8日~16日でしたが、2017年は桜の開花が遅れているため、4月23日まで延長されています。

展望デッキ
新倉山浅間公園の忠霊塔と桜と富士山(展望デッキより望む)
超定番の撮影ポイントとなっている展望デッキからの眺め

日本を表す写真といえばコレ、ということで誰もがどこかで見たことある写真かもしれません。
これを撮影できるのが新倉山浅間公園の展望デッキです。

赤い五重塔は「忠霊塔」と呼ばれます。

実物は意外と安っぽい作りで、イメージするものより小さいと思います。
それでも写真として映えれば良し、というところです。

ぜひ一度実物を見ていただきたいです。

展望デッキの地図を掲載しておきます。
http://fujisantotomoni.jp/app/map/?35.501367,138.801551,z19

桜まつり期間 駐車場は有料1000円

2017年より、駐車料金が発生するようになりました。
混雑緩和の目的や、警備員を配置するために必要な資金となるはずです。

近隣は住宅街となるため、駐車スペースがありません。

メインの公園駐車場が100台収容可能ですが、休日などは満車になることでしょう。
おそらく現地に近づくと、空いている駐車場に案内されるはずです。

下記のページで駐車場のマップを確認できます。

新倉山浅間公園桜まつり 駐車場マップ・アクセス情報 - 新倉山浅間公園 桜まつり 特設サイト
https://www.arakurayama-sakura.com/access/

駐車料金は普通車1000円、二輪車500円となっています。

駐車場に入るときに徴収されます。

また有料の時間帯は5時~18時で、この時間に駐車した場合は料金を支払う必要があります。
新倉山浅間公園 桜まつりの有料駐車場


駐車場入口の写真です。
新倉山浅間公園の駐車場(桜まつり開催)

駐車場入り口の位置情報を掲載しておきます。
http://fujisantotomoni.jp/app/map/?35.500243,138.799778,z19


電車でアクセスする場合は富士急行線・下吉田駅より。

また離れた駐車場からはシャトルバスが運行されています。

詳しくは公式サイト等で確認を。

三脚使用禁止!?

カメラマンにとってもっとも重要なポイントがここでしょう。

富士吉田市のホームページで公式にアナウンスされています。
桜の季節は展望デッキ付近は大変混雑します。混雑時は三脚の使用は禁止とさせていただきます。お互いに譲り合い、展望デッキをご利用ください。ご理解・ご協力をお願いします。

富士吉田市 - 新倉山浅間公園
https://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=575

しかし実際のところ、現地の看板には5時~17時の三脚禁止が掲示されています。
新倉山浅間公園の三脚禁止の看板

この時間外であれば三脚は使用可能です。

展望台周辺には警備員が配置され、常に監視・注意をしていますので、ルール違反はできません。

また、柵の外側に三脚を置くこともNG、展望台の一段下にある石段への侵入も禁止となっています。

なお、三脚の使用が禁止されているのは展望デッキのみですので、その他の場所では三脚を使用できます

398段の階段を登る
新倉山浅間公園の「咲くや姫階段」

新倉山浅間公園の名物ともいえる長い階段を登って撮影ポイントの展望台へ向かいます。

語呂合わせで「咲くや姫階段」と名付けられています。
新倉山浅間公園の「咲くや姫階段」

かつては397段で「咲くな」と読めてしまうことから、1段足されたというエピソードがあります。
標柱も2017年に設置されました。


駐車場の標高が約777m、展望台の標高が858mと出るので、約81mの標高差です。

一気に登るとそれなりにキツイ階段です。
不要であれば三脚などの荷物を減らしたほうが良いでしょう。

階段が辛い場合は、並走する道路を歩くほうが楽になるかもしれません。

去年まではここを車で登って忠霊塔前まで行くこともできましたが、さすがにこの混雑でのパニックを避けるため、閉鎖されています。

人が増えるとアクセスも大変になってしまいます。

混雑の展望デッキ
新倉山浅間公園 展望デッキは混雑する

桜まつりの期間中、展望デッキは大混雑です。

カメラマンももちろんいますが、外国人/日本人観光客のほうが多い印象です。
朝晩はカメラマンが中心、日中は観光客が中心です。

カメラマンの多くは、おそらく桜が満開の時期を狙ってきます。
観光客はイベント期間中なら常に多い印象です。

当然のように、休日は混雑します。

おそらく、ピーク時は展望デッキで身動きができないほどの人となります。

また私が4月19日(桜ほぼ満開、平日、晴れ予報)に訪れたところ、夜明け前の朝4時時点で、デッキは満員。

朝5時までは三脚が使用可能なため、三脚がズラリと並んでいました。
おそらく早い人は前夜入りしていたのではないでしょうか。

朝5時になると警備員が現れ、三脚の撤収を命じるため、三脚はなくなりますが、カメラマン達は手持ちで夜明けの撮影を行います。

また夕方の17時になると、一斉に三脚が立ち始めるそうです。

日が昇ってくるとおそらく流動的になり、人はカメラマンから観光客に移り変わっていくと思われます。

日中は混んでいても、人が動くため、タイミングを見て良いポジションで撮影することもできると思います。

三脚が使用可能だとその場から動かない人が必ずいますので、三脚禁止によって誰でも撮りやすくなったと思います。
混雑が仕方ないことだとすれば、三脚禁止は歓迎されるべきルールです。

開花時期と撮影テクニック

最後に、撮影テクニックをいくつかまとめておきます。
開花時期

まず開花時期は、例年4月中旬頃が満開の時期です。
年により1週間ほど前後します。

2017年は寒い日が続き開花が遅れていましたが、突然暖かい日が続き、
16日頃から一気に開花、17日に8部咲き、18日に9部咲き、19日に満開というような流れでした。
(当記事は19日に執筆)

22日、23日の土日まで持つかどうかという状況でしょう。
短いチャンス

桜が撮り頃となる7部咲き~散り始めまでの期間はおよそ1週間程度なので、
撮影する場合は非常に短いチャンスとなります。

桜の撮影はいつもシビアです。
桜だけならまだしも、富士山も一緒に撮らなければならないので、
良く晴れて富士山がしっかり見える日となると、1シーズンに1日か2日ほどしか撮影チャンスはありません。
デッキでのポジション

展望デッキは実は2015年に作られたばかりで、以前は柵もなく単なる石垣の上の土の斜面でした。
2014年あたりまでは、さほど混雑がなかったことを意味していると思います。

柵ができたことにより、構図が制限されるなどの影響はほとんどありません。
むしろ柵の上にカメラを乗せれば、ブレずに撮れるので逆に良いかもしれません。

デッキ後列は1mほど高くなっており桜を見下ろすようなアングルで撮れますが、
上部の松が伸びてきているので空を取り入れる場合はいまひとつです。

また左右に移動してみると、富士山と忠霊塔の位置関係を調整できるので、
全体のバランスが良くなる位置を探して撮ると良いでしょう。
画角によってベストなポジションは変わってくると思います。
8時まで桜に光が入らない

近年は夜明け前から狙っているカメラマンも多いですが、
以前からここは光が入るのが遅いことで有名でした。

太陽の昇ってくる方向に木があるため、なかなか光が入らない厄介ポイントです。
これを知らないといつまでも待つことになります。
日の出が5時過ぎ頃ですが、それから3時間も経たないと桜が影のままです。

そして逆に8時を過ぎると、忠霊塔が影になり、光線も逆光気味になってきます。
実はベストな撮影時間は短いです。

朝は晴れていても、その時間には雲が湧いてくることも多いので難しいですね。

近年はデジタル処理で影の部分も明るく見せることもできるので、
あまり拘りがないのであれば、デジタル的な楽しみ方も大いにアリだと思います。
PLフィルタは使おう

昔からやっている人は当然なのですが、デジタル世代の人は意外とPLフィルタを使っていませんね。

朝9時頃までなら効果がよく出ると思います。空が暗くなるので桜の花の明るさや忠霊塔の暗部をより強調できます。

ただしこの時間は手持ち撮影になるので、シャッタースピードに注意しブレないよう慎重に撮影すべきです。
撮影後は等倍確認でブレがないか良くチェックして、取りこぼさずデータを持ち帰りましょう。
譲り合い、トラブルなきように

人が多いところにトラブルは付きもの。
カメラマン同士の言い争いを観光客や警備員に見られたら、またカメラマンのイメージが下がってしまいます。

撮影が終わったら速やかに場所を空けて移動する。
あまり長時間同じ場所で撮らない。
もし人に声を掛けたりお願いするときは、腰を低く丁寧にお願いすること。

三脚禁止になったので以前よりトラブルは起きづらくなったと思いますが、
やはり人が多いと何が起こるかわかりませんので。

そもそも人混みが苦手であれば、他の撮影ポイントへ行くことをオススメします。

有料駐車場、長い階段、多い観光客、警備員の監視、人に気を遣う撮影。
さまざまなハードルがあってのこの場所です。

それでも撮りたい人は、心して臨みましょう。


いかがでしたでしょうか。

以上、人気撮影ポイントの現状まとめでした。

来年以降はどのようになっていくでしょうか。

家の近所ですので、今後も様子を伺っていきたいと思います。

富士山写真家 オイでした。
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